シルミノのしるし

シルミノが好きなもの・気になったことに関してノンジャンルで書いていくブログ。

Raspberry Pi 3 B+ をやっていくお話 4回目:実用できる温湿度計を作ろう

シルミノです。

8月にアップした動画は見てくれましたか?

 

 

前回記事はこちら↓

http://silumino.hatenablog.jp/entry/2020/01/07/234405

 

UART(ラズパイ以前に習得)、I2Cときたら、残るはSPI通信ですよね。

ということでディスプレイ追加しました。

で、できそうだよねってなったので、基板を発注してその他の機能を追加してできたのが動画のものになります。

ちなみにディスプレイを確認したのがGWだったので、正月とGWと盆をつぶした渾身の一作になります。

結局熱設計をしていなくて…ってオチだけど。

それでは解説を…。

 

 

ディスプレイ

1.3inch LCD Module (Waveshare)

コードを見ればわかるけど、ひたすら図形をコードで描画して画面表示させます。

画像もjpegで出力できるけどやる気がせず。

グラフを描くためのコードは苦労のたまものです。

学びたいところじゃないところに苦労させられるのはよくあることです…。

 

照度センサ

S13498-01SB (浜松ホトニクス

動画内でミスっていましたが、逆方向の電圧降下でセンシングします。

で、自分の部屋の照度、知らないでしょ?

オフィスレベルと思っていたから600lx(夜間・照明あり)~2000lx(昼間)ぐらいの想定でいたんですよ。

今回のミスで分かったのは、この部屋は300lxぐらいじゃないかってことですね。

それもこれも、ラズパイがAD変換機能を持っていないのが悪いです。Arduinoくっつけたろか。

 

その他の学び

PCB(プリント基板)の製作は過去にやったことがあるので、特に学びという点ではありませんでした。

Seeed Studioさんありがとうございました。5ドルで儲かるの?

ちなみにKiCadという無料ソフトで基板デザインを作ってSeeed Studioさんに投げています。

プログラム面では過去のプログラムをくっつけるぐらいでした。

まあそれが一番時間かかったけど…。

で、ちゃんと学んだと思われることですが。

センサやスイッチにつける抵抗、いつもプルダウンかプルアップだと、プルダウンを選択しがちなんです。

論理が反転するのが嫌だからなんですけど。

でも主流はプルアップ。

その理由は消費電力。デフォルトでは端子がHighの状態になるICが多いんだとか。

だからデフォルトになっても電力を使わないという固い決意がプルアップに表れているんですね。

…学習時にはプルダウンをおすすめします…ただでさえ頭はオーバーヒート寸前になりますから。

 

ぼやき

ラズパイ放熱強すぎワロタ。よりによって黒基板だぞこっちは。

ヒートシンクでは全く足りませんね。今度大阪いくときにファン買ってきます…。

んで、これを1日中つける用途を考えていましたが、消費電力やばすぎない?と思い始めました。

温湿度計のくせに、ってなりますよね…。電池で動けよ。

作って初めてわかる、自分の製品のゴミ加減。。

マチュア電子工作屋の道のりは険しい…。

 

おわりに

まあやめないけどね!

とりあえず今回の温湿度計関連は一息つきました。

ご褒美にタイムセールしていた携帯型オシロスコープを買ってしまったので、今後も何かしら作っていこうと思っています。

元々、ロボコンとかやっていたので、次は久々にモータを動かすものを作りたいですね。

となるとPICかなあ…レジスタ設定が難しいんですよ…。

ほかのマイコンボードでもいいかも?

 

そういえば、この温湿度計、ネットにつながっていて、リモートで部屋の温湿度を知ることができるんですよ。

赤外線LEDでエアコン動かしてしまうことも不可能じゃないです。

CSVも前回のプログラムがありますし。

実はいろいろできる可能性を秘めている温湿度計、ぜひあなたも作ってみては?

 

ということで今回はここまで。

ではでは~。