シルミノのしるし

シルミノが好きなもの・気になったことに関してノンジャンルで書いていくブログ。

この記事読んだ(第1回)

たまには記事を読んで思ったこととか書いていこうかなと思います。

今回読んだ記事は↓コチラ

http://special.market.yahoo.co.jp/android/rensai/kawanagare/20130604.html

 

パクツイです。

僕はパクツイはほとんどしないですが、TLを見るとたまに見ます。

 

さて、いきなりですがこんな切り口はいかがでしょう。

「パクツイは犯罪・盗用なのか?」

著作権が何文字から発生とかそういうのは答えられないのでどうでもいいんですが

まあ、パクられた側としては気に入らないでしょうね。

今の論点は逆に言うと「パクツイは文化か?」

とでもなりますかね。

 

僕はパクツイをある程度の流儀とか、小規模な文化くらいの感覚で見ています。

心理としては記事のなかの人のような人もいるっちゃあいますがちょっとずれている気がしました。

まあ、パクった人に褒められてのけのけとついて行ったようなバk…思慮に欠ける人の言うことですからね。あてになりません。

 

僕が思うのは、パクツイはかつての「ものまね文化」に近似しているということです。

ものまねというのは、尊敬しているから、すごいから、面白いからのほかにも、皮肉を込めてとか、ウザいからとか色々理由があってされてきたものですね。

パクツイにも同じことが言える、ということです。

 

さて、ものまねといえば近年全くテレビに出てこなくなりました。

これと同時期に叫ばれたことは何でしょうか。

「インターネットでの著作権の侵害…」「違法ダウンロードで音楽業界が深刻なダメージ…」

そう、著作権が大きく叫ばれると、ものまねは駆逐されていきました。

ものまねは人のキャラを(アレンジを含むにしろ)パクって成り立つものですからね。

さて、著作権が叫ばれた結果どうなったでしょうか。

ものまねは衰退しました。それどころか磐石に見えたJ-POPまで衰退しました。

著作権保護を進めて行った結果、ほとんどの文化は消えていったのです。

 

さて、パクツイに戻りますと、「パクツイは悪いものだから消えてもいい」と思う人がいるでしょう。

では、「ものまね」は悪いことだったのでしょうか。

「音楽の無断アップロード」も悪いことだったのでしょうか。

悪い点もあったでしょう。しかし、それらは確実に文化を支えていました。

だからパクツイにも、「ツイッター文化」というものを支える役割があるのではないでしょうか。

 

インターネット時代において、自分が作ったものと全く同じものが他人に使われるということは、いわば宿命です。

これは中国が(あるいはかつての日本も!)先端技術を他国から真似するのと同じで、

優れたもの、需要のあるものは必ず真似されます。

しかし、それを規制するということは、以降の発展をも奪ってしまうことになりかねないのです。

それを踏まえて、よほどの「自分に対しての誹謗中傷目当ての」パクり・著作権侵害でない限りは、

多少のいらつきを我慢して自由にさせてやる寛容さを持ってはどうですか?と問いかけてみたいです。

 

それでもいやだー!って人は、寛容じゃなくて厳格な人なんだなー程度ですし、まわりの人はそれに気をつけてあげればなお良いんですけどね。

 

 

「この記事読んだ」のコーナー第1回でしたー